2-8「こうすれば結婚できる! 具体的な方法がコレ!」
前回 パート2-7↓
どうすれば結婚できるのか。恋人ができるのか。
なかには、結婚したくても全然できないという人もいますし、恋人もできずに寂しくてしかたがないということもあります。
どうすれば恋人をつくることができ、結婚することができるのでしょうか。
まず、「一人の方が楽だ」という気持ちがあると、なかなかできませんよ。
それは引き寄せの法則ですよね。
潜在意識でそう思っていないかどうか。
現代の人びとは、結婚に幻滅している人が多いといえます。
必ずしも結婚が幸福をもたらさないことを知っているのです。
そのせいで、潜在意識で結婚を拒否している場合がとても多いです。
特に、両親が離婚したとか、毎日喧嘩をしているなど、間近で「嫌な結婚」を体験している場合、潜在意識で結婚を拒否していることがほとんどです。
そういった方々にお伝えしたいのですが、「結婚」は素晴らしいものです。
お互いにお互いを幸せにしようと努力している家庭は本当に素晴らしものです。
お互いが、自分を幸せにしてくれと奪い合う家庭であれば、それは幻滅するに値するものでょう。
それでも、お互いに相手を幸せにしようと毎日毎日何十年も送っていると、それは本当に素晴らしいものとなります。
まずは、そうしたことを知っておくことです。
「お互いに相手を幸せにしようと決意したとき、結婚は素晴らしいものになる」ということを、潜在意識にしっかりと植え付けておくことです。
あとは、タイミングです。出会いというものがきますので、その時に相手に見合った自分になっていることです。
ポイント④:「結婚は、一人でいるより素晴らしい」と理解すること
あのぉ、具体的に私はどうしたらいいんですか?
たしかに、「一人の方が絶対楽」だと思ってますし、「幸せにしてほしい!」って内心思ってないわけではないけど、もっと具体的にできることも教えてくださいよ。
いや、「一人より結婚した方が幸せ」と思わないと幸せな結婚はできないよ。
そのためには「幸せにしてほしい」より「幸せにします!」っていうスタンスが大事なの。
……努力します。
そのうえで、具体的な方法もあるにはあります。
それが聞きたいですっ!
気の利く人になる
好きな人に振り向いてもらう方法なんて本当にあるんですか?
好きな人に振り向いてもらう方法というか、嫌われない方法はありますよ。
それはどんな方法ですか?
人は「拒否、否定」されることを極端にストレスに感じます。
なので、それをしないことです。
具体的に言うとどういうことでしょうか?
まずは、どんな人が好きでどんな人が嫌いかを考えてみることです。
自分に害を及ぼす人を好きにはならないでしょう。
逆に自分に利益をもたらす人を好きになるものです。
現実的にはお金持ちだとか、そういうことですよね。
お金持ちになれば好かれるという話ですか?
そういう面は否定しきれませんね。
むむむ。
ただ、お金持ちでなくても、親身になって自分のことを考えてくれる人は嫌われません。
問題は、そこに見返りを求めないことです。
たとえば?
知らない人に「家を買ってあげる」と言われても、「ありがとう!」とすぐには鵜呑みにできないでしょう?
なにかウラがあると思いますもんね。
そうですよね。
じゃあ、どうすればいいんですか?
気の利く人になることです。
ちょうど、執刀医と看護師のような関係です。
次に必要だと思っている道具をもう用意している。
これがとても重要なポイントなのです。
なるほど。
欲しい時に差し出されるとうれしいですもんね。
他にはありますか?
相手を理解することです。
理解するというのは、具体的にはどういうことでしょうか。
それは「受け入れる」ということです。
「拒否、否定しない」ということです。
たとえば?
相手が自分の考えと違うことを言うと、たいていは否定するものです。
そこからケンカに発展することも多いでしょう。
それを否定せず、受け入れるのです。
奥様に「靴下はそこにおかないで!」と言われたとします。
普通は「いいじゃん別に」と言い返しますよね。
そこでケンカが始まります。
正解は「わかったよ。どこにおけばいい?」です。
なるほど。相手の意見を受け入れてますね。
こうしたことは、夫婦間でもできていないことが非常に多くて、会話をするときに相手の目を見て話さないだけでも、「私の話聞いているの?」と否定された気分になるのです。
相手の意見が受け入れがたい時はどうすればいいんですか?
話は大きくなりますが、宗教間の紛争はみんなそれが原因です。
相手の主張が受け入れがたいわけです。
こうした政治的局面ではほかの法則も絡んできますので、ここでは触れませんが、個人においてはいったん受け入れて、自分の意見も主張するということです。
ポイント⑤:いわれる前に差し出せる関係を目指す
これはわかりますね。
恋愛でなくても、言われる前に差し出されると気分いいですし、なんか一体感ありますよね。
うん。
否定する前に受け入れるって言うのも、言われてみればなるほどですね。
実際できるかは別ですけどっ。
まぁ、まずは「知ってる」ことが大切やね。
あとは出来る範囲でやればいい。
運命の人だと思わせる
ここまでの方法では、確かに「嫌われない」かも知れませんが、好きになるまではいかないように感じます。
相手と自分を結びつける決定的な方法はないでしょうか。
それは、「この人こそ運命の人だ!」と思わせることです。
共通点を見つけて大げさに話すということです。
共通点を見つけて大げさに話す?
そうです。
普通、どういうときに運命の人だって思いますか?
なるほど! 誕生日が同じとか、生まれた時間が同じとか、そういうことですね?
そうです。
そういった共通点をたくさん見つけて大げさに話すことです。
こじつけでもいいですから「親近感湧きますね!」と運命であるように持っていくわけです。
ただし、これも極端にやると気持ち悪がられます。
なにごともちょうどいいバランスがあるので、押しすぎないことが大切です。
その加減はどうやって決めるんですか?
相手のことをよく観察しておくことです。
自分のひと言や、行動で、相手がどう思っているのか。
喜んでいるのか、合わせてくれているのか、嫌がっているのか、しぐさや雰囲気から読み取らなければいけません。
そういうことができるようになるのも、相手を理解するということです。
相手を思いやるということに鈍感ではいけないのです。
全力で相手がどう思っているかを探らないといけないんですね。
こうしたことが効果を発揮するには、清潔であり、ある程度常識的であることがとても大切です。
不潔で非常識な人では、やはり相手を振り向かせることは難しいのです。
清潔で常識的であることも、相手への思いやりなんですね。
そのとおりです。
この世の人は、相手のことを思いやるということを本当に忘れてしまっていると思います。
自分の気持ちより、相手の気持ちを優先できる人が好かれる人です。
「相手の気持ちはどうであろうと、とにかく自分の気持ちをぶつける」ということではなくて、相手の気持ちを思いやり続けられる人間になってください。
ポイント⑥:相手を思いやるということに鈍感ではいけない
結婚の話はわかりました。
かなり大変そうな印象ですけどっ。
そうでもないってば。
お金持ちになるのも、健康になるのもそうやけど、楽しんでやらないとね。
自分の欲を優先するより、みんなをいい気分にすることを優先させるとお金も集まって、健康も戻って結婚もできるってことですよ。
そうですね。
でも、結婚はわかったけど、片想いとか復縁とか、不倫とかは?
そういうことで悩んでいる友達いっぱいいるんだけど。
それも聞いたよ。
自分も恋愛で痛い目にあってるからね。
そのへんは細かく聞いてます!
片想い? 復縁? 不倫? どうしたらいいの?!
片想いは苦しいものですよねぇ。
私は子供のころから惚れやすいタイプだったので、隣の席の子にすぐに片想いをしました。
何とか振り向いてほしいと、大げさに騒いで目立とうとしたものです。
復縁もそうです。
ケンカして「もう別れよう!」と突き放して、あとから寂しくなってよく考えると、やっぱり別れたくないということはよくあります。
相手の方はもうさっぱりと切り替えていて、辛い思いをすることも多いのではないでしょうか。
不倫だってしました。
これが臨死体験のきっかけになったので、いい経験だったのかなとも今になっては思います。
こうした「恋愛」にまつわる真実は、いったいどういうものなのでしょうか。
片想いで苦しんでいる人はたくさんいると思います。
毎日毎日、相手に対する好意がどんどん募って、本当に苦しいものです。
ましてや、相手に恋人がいたりすると、どうしようもなく辛いものです。
片想いで苦しんでいる人たちは、どうすれば幸せになれるでしょうか。
というよりも、きっとどうすれば「両想い」になれるかを知りたいのではないかと思います。
そのあたりを教えてください。
結論は「片想いでいい」ということです。
もし両想いとなって付き合っても、結婚しても、自分のスタンスとしては「片想い」でいいのです。
それは、相手の好意を求める必要はないということです。
相手の好意を求めることは、付き合っていても、結婚していても、必ず「災い」となります。
なぜなら、それは「幸せにしてほしい」という気持ちだからです。
何度もお伝えするように、人は「幸せになるため」にこの世に生まれてきます。
とても幸せになんかなれそうもない苦しい環境で、それでも幸せになり、周りの人を幸せにすることが課題なのです。
相手を幸せにするのが自分の仕事であって、幸せにしてほしいと求めることは、不幸を呼ぶ引き金なのです。
もちろん、相手が自分を幸せにしてくれることもあります。
その時は、それを「もっと」と望むのではなく、「ずっと」と望むのでもなく、幸せにしてくれた以上に幸せにしようと思わなければいけません。
片想いのスタンスとは、相手に幸せになってもらいたいという心のことです。
生まれてきた意味を考えると、相手を幸せにしようと思うことはよくわかります。
片想いをしているときは、少しでも相手に喜んでほしいとも思います。
でも、それだけでは、片想いの相手と付き合うことも結婚することもできないのではないでしょうか。
結婚に関して言えば、お話しした通り、あらかじめ相手を決めています。
その片想いの相手がその人なら心配はいりませんし、違うならどう頑張ってもほぼ無理です。
付き合うだけならチャンスはあります。
どちらにせよ、「本当の意味で相手を幸せにしよう」という心でいること。
それから「自分を幸せにしてほしい!」「振り向いてほしい!」という心を捨てること。
これがポイントです。そうは言っても、捨てきるのは無理でしょうね。
なので、なるべくそう思うようにしてください。
復縁についてはアドバイスはありますか?
やはり復縁も、相手が決まっていることだからどうしようもないのでしょうか。
結婚相手であっても、復縁したい相手であっても、たしかに最初から決めている人はいますが、この地上の世界で変更することもいくらでもあるんです。
ですから、「絶対無理!」ということはありません。
問題は、自分にできることは限られているということ。
それは、片想いと同じです。
相手を幸せにしようという心を持ち、自分を幸せにしてほしい、振り向いてほしいと思わないこと。
相手が決めた人であっても、予定外の人であっても、フラれたということは、その人にふさわしくなかったということです。
もしくは、相手があなたにふさわしくなかったということです。
相手が「会いたくない。連絡しないでほしい」と願っているなら、それはそうした方がいいのです。
もし縁のある人なら、いずれ必ず再会します。
それまでの間に、その人にふさわしい自分になっておくことが重要です。
その人にふさわしい自分はどんな自分でしょうか。
それを考え、再会できる日に備えてそういう自分をつくることです。
これが「復縁」のポイントでしょう。たとえ再会できなくても、次の相手に出会ったときに、その人にふさわしい人になっているはずです。
不倫はどうですか?
不倫も意味のあることなのかなと思いますが、実際は、不倫は意味のあることなのでしょうか。
結論を先に申し上げます。
「不倫は悪」です!
絶対にしてはいけません。
その理由は、自分が生み出す幸せよりも、自分が生み出す不幸の方が圧倒的に多いからです。
人間は、幸せを生みだすために生きているのです。
植物や動物の生命を食し、それ以上の幸せ、「価値」をこの世に生み出す義務があるのです。
生きていれば、ほかの人に迷惑をかけることもあるでしょうし、いろいろな罪を犯すこともあるでしょう。
それでも、それ以上の幸福を生み出すことが勉強であり、仕事なのです。
不倫は、他の人をだまし、隠し、不幸しか生産しません。
自分と相手は幸せになると思っているでしょうが、不倫をして本当に幸せになる人なんていません。
本当に愛し合っているというなら、「SEX」抜きで付き合うことができるかを問うべきです。
結婚しなくても、恋人でなくても、相手を尊敬し合い、相手を幸せにしあう関係はあり得ます。
本当に愛し合っているというなら、そうあるべきなのです。
それができないなら、しょせん「SEX」を楽しみたくていろいろな人を不幸にしているだけに過ぎないのです。
厳しいお話ですが、不倫の中には、結婚を予定していた人もいるのではないでしょうか。
結婚を予定している相手は複数いて、さきにほかの人と結婚してしまっていることもあると聞きました。
それだと、不倫相手が自分の結婚相手だったということもあるはずです。
その場合、どう受け止めればいいのでしょうか。
確かにそういうことはあります。
でも、それはタクシー乗り場でタクシーを待っているようなもので、順番です。
先に並んでいる人が乗ったタクシーに、「それ、私のタクシー」といって引きずり降ろすようなことはありえないはずです。
次のタクシーを待てばいいだけのことです。
ただ、可能性の話は残しておきたいと思います。
もし、自分の「愛」が本物なら、SEX抜きで付き合いなさい。
相手を尊敬し、本当の意味で幸せにしようと覚悟しなさい。
それは、相手が家族と幸せに生きていくことです。
そのためには自分は邪魔だと思うなら、その人から去りなさい。
そういう「本物の愛」で相手を想うとき、これは片想いでも復縁でも同じですが、そういうときに可能性が出てくるのです。
ポイント⑦:片想い「相手をいい気分にする」
復縁「相手にふさわしい自分になる」
不倫「SEX抜きで相手を想う」
なんか納得できないです!
なにが?
なんか、片想いのまま遠くから覗いて見守っているのがいいみたいなイメージなんですけどっ!
それって一歩間違えたらストーカーやん!
そんな風に聞こえますけど!
それは違うよ。
一番いい形は、いつも相手のそばにいて、相手が望んでいるものを言われる前に自然に差し出せる秘書的なポジションにつくことやね。
それから、やっぱりその人にふさわしい自分になっておくということも重要ですね。
そのポジション、超あこがれますね。
どうしたらそのポジションにつけるのかってことですよ。
それが「相手を全力で思いやる」ってことですね。
相手が自分のことをどんな風に思っているかも知っておかないとあかんしね。
もし、「うっとおしい」と思われていたら、良かれと思って近寄っても、嫌がられているだけってことになるから。
それ、どうやって見分けるんですか!
友達に聞けばいいやん。
「あの人、私のことどう思ってると思う?」って。
はぁ。
正直に言ってくれる友達を作っておくことも、大切なことなんですよねぇ。
あとは、相手を徹底的に観察しておくことやね。
そうですねぇ。
入りやすいのは、仕事やプロジェクトを一緒に進行していくような場合だと、そういうポジションに自然につけるけどね。
なるほど~。
飲み会の幹事とかでもいいわけですよね。
実際、そういうので付き合う例って多いかも。
まとめると、結婚相手は生まれる前に何人かの候補を選んでいるということ。
それから、結婚はお互いに学び合い幸せにしあうことが目的だということ。
相手に求めるということは、結婚の目的の逆だということですね。
そうですね。
人は、「自分が幸せにしないといけない人」より「自分を幸せにしてくれる人」を大切にするということ。
だから「相手を幸せにしよう」という気持ちが大切なんですね。
ただ、最近の恋愛を見ていると、「こいつは自分のことが好きだから、何でも言うこときく」みたいに、利用されることも多いので、そういう相手とは絶対に付き合わないこと!
なかには、別れる前に次の恋人を用意して寂しさを紛らわすようなこともありますが、こうした恋愛も、自分を幸せにする恋愛ではありませんし、人を幸せにする恋愛でもありません。
そんなことは、本当は自分が一番よくわかっているんですけどねぇ。
一番いいのは、「一人でも十分幸せ」という人同士が「相手を幸せにするため」に結婚することですね。
それが、「一人でいるより楽で楽しい意味ある結婚」なんですね。
まず、自分が幸せでいることが大切なんですね。
でも、人間関係ってなかなかうまくいかないですよねぇ。
ストレスが酷いです。
じゃあ次は、人間関係について見ていきましょう。
つづく
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