Easy way of life that has been heard in a near-death experience, returned to heaven and happy in the world

臨死体験で聞いてきた内容をお伝えします! I will tell you what I have heard from the guardian spirit in a near-death experience! 我将告诉你我在近乎死亡的经历中从守护精神中听到了什么!

6「黄金の雲海に寝転んで」

前回 パート⑤↓  

ahsakasa.hatenablog.com

 

 ここからは、実際にその時のやり取りを再現したいと思います。

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黄金の雲海

ここはどこ?!
すごく気持ちいいなぁ。
もうここから一歩も動きたくない。

そう思っていると、寝そべっている頭の上に何人かの人が立つのがわかります。
その人たちは、みんな内側から光っていて、眩しくて顔や姿は見えません
人の形をした光という表現がぴったりです。
私は目を閉じたままですが、その人たちの光がはっきりと見えました

すぐにここから戻りなさい!
あなたはまだ、なんにもできていないじゃないか!

黄金に光る先頭の人が、私の心に語り掛けてきました。

なにやら怒っているのがよくわかります。

ここはどこですか?
ものすごく居心地がいい!
帰りたないです!

私は声に出さずにそう思いました。

彼らには、それで通じていたようです。

私はさらに叱られました。

あなたは、あなたの人生でやらなければならないことを、まだ一つもできていない!
すぐに戻りなさい!

子どもを叱るようにたしなめられます。

帰りたくないです。
帰りたくない!
ここにいることはできないんですか? 

その場所の居心地の良さは、なにものにも代えがたいものがあり、しがみついても帰りたくないと思いました
私があまりにしつこく駄々をこねるのに見かねて、全身が光っている人「あめのもりみたま」は、ため息をついて私に言いました。

はぁ。
仕方がないな。
それなら、少しだけこの世界を見せてやろう。
一通り見たら戻るんだぞ。

私は、「そんなもの見せてくれなくていいから、ここにいさせてくれ!」と思いましたが、とたんに雲海は霧のように消えてしまい、私はそこから落ちていきました。

これが天国です。
人は死んだらこの世界に還ってくるんですよ

私と「あめのもりみたま」は、そのまま空を飛びながら天国の見学をはじめました。
「天国ツアー」のはじまりです。
下には、「この世」で見るよりもハッキリとした色鮮やかな世界が展開しています。
木々の緑も、花々のさまざまな色も、とても濃く生命力があふれ出しています
のどかな山々や、美しい花畑が続き、遠くでは、人々が畑を耕したり、田んぼで農作業をしています。
蝶が舞い、鳥が美しくさえずり、土や川さえイキイキしています。
ふと、横を見ると、色とりどりに鱗を光らせた「魚」が空を泳いでいます
「あめのもりみたま」は、そのまま山の向こうにある海に飛び込んでいきます。
あとを追って海に入ると、水中なのに息が苦しくありません
水中なのに、まったく視界が曇ることなく、どこまでもはっきり見えます。
空を泳いでいたようなさまざまな魚が泳いでいますし、サンゴやカニや、美しい海の生き物がたくさんいます。
泳いでいると、目の前に大きな岩がありました。
「ぶつかる!」
そう思って身をこわばらせますが、身体は、するっと岩をすり抜けます
「あめのもりみたま」は海から飛び出ると、再び田舎の風景に戻ります。
綺麗な桜があちこちで満開していて、一面に菜の花が咲いています。
それも、「どこまでも」です。
私たちが住んでいる世界とは「スケール」が違って、美しい景色が地平線一杯に広がっています
そうかと思うと、桜の木が順番にもみじに変わっていき、辺りは真っ赤に紅葉します

この世界には都会や夜はないのかなぁ。


そう思うと、あめのもりみたまが答えます。

都会の世界も果てしなくあるし、必要であれば夜も来ます。
たとえば、花火を楽しみたいとか、夕暮れを楽しみたいとか。

 

彼がそういうと、辺りは夕焼けで真っ赤になります。
しばらく飛んでいると、ビルがたくさん並ぶ大都会が見えてきます。

そうかと思えば、遠くには平安京のような大昔の街並みがあって着物を着た人が生活していたり、そこにはいろいろな時代が同時に存在していました

動物や植物も、恐竜のように絶滅したものや、空飛ぶ魚のように見たこともないような架空の生き物がたくさんいました

この世界は、自分の思うことが何でも自由に叶う世界。
自分の好きなように世界を見ることができるんですよ。
そして、人はこの世界から地上の世界に生まれ変わります。
だいたいは、200年から100年程度で新たに生まれ変わりますが、10年、30年、50年など早い周期で生まれ変わる熱心な人もいますし、催促されるまで何百年も天国にいて、今も天国で昔のままの生活をしているような人もいます。

 

 

やっぱり夢ですよ。
夢ってそんなんじゃないですか。急に場面が変わったり、あった人の顔覚えてなかったり、空飛んでたり。

夢と言われると反論できない面もあるんやけど、夢にものすごく近いことは間違いないかもなぁ。
でも、「あめのもりみたま」の話は「夢」では聞けない内容なんやわ。

そういえば、臨死体験って「三途の川」とか「トンネル」とか出てこないんですか?

あぁ、よく言うね。
三途の川を渡ったらもう帰ってこれないとか、白いトンネルを抜けたらあの世やったとか。

それとは全然違いますよね。
証言がそれぞれ違うってことは、やっぱり夢ですって。

いや、その人に応じていろんなパターンがあるって言ってたよ。
三途の川が出てきて、向こう岸に先に死んでる知ってる人が立ってるとか、真っ白いトンネルを抜けたら綺麗な景色の場所に出るとか。
「三途の川」なんかは、今は知らない人もたくさんいるからって。

う~ん。
やっぱり信じられないなぁ。

つづく
次回 パート⑦↓ 

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