11「死ぬまでにやっておきたいこと！ 本当の意味での「終活」とは？！」
前回 パート⑩↓
死ぬまでにやっておきたいこと！ 本当の意味での「終活」とは？！
幽霊も地獄もなくていいのにぃ～
実際、幽霊はたくさんいるし、地獄があるとなると困るよなぁ。
マジで困りますっ！
幽霊とか、めちゃくちゃ怖いし！
人には言えない小さな罪が山のように積もってるし！
たとえば？
言えないですってば！
お風呂でおしっこするとか、拾った千円ネコババするとか、酔っぱらうとキス魔になるとか？
……うるさいなぁ！
なんで知ってるんですか！
適当やって。
たぶん、その程度では地獄へは落ちひんよ。
どうすれば天国に還られるか聞いてきたので見ていきましょうね。
地獄に堕ちないためには
どうすれば地獄に落ちなくて済むんですか？
それは、ごく簡単なことです。
「幸せ」かどうかです。
天国も、地獄も、地上も、「引き寄せの法則」で成り立っています。
同じ性質のもの同士が引き寄せ合います。
地上では、物質が邪魔をするので、完全に同じ性質のもの同士が分かれることはありませんが、天国と地獄では、完全に同じ性質のもの同士が分かれます。
大きく分けると、「幸せな人」と「不幸な人」で別れるから、これが天国と地獄になるわけですね。
結局、自分が還りたい世界にふさわしい自分になっておくことが大切だということです。
ということは、天国と地獄にも種類があるってことですよね。
そうですね。
見てきた以外にも、たくさんの種類があります。
その心の性質、魂の性質によって、無数の世界が存在しています。
引き寄せの法則って何？
参考：引き寄せの法則について映画化された「ザ・シークレット」↓
引き寄せの法則ってちょくちょく出てくるけど、いったいなんなんですか？
引き寄せの法則は、同じ性質のもの同士が引き寄せ合うという法則のことやね。
それってどういうことですか？
物質、人の思いや念、空気や光に至るまで、すべてのモノは、『波動』を出していて、その波が合うもの同士が引き寄せ合うという法則。
ん～つまり？
つまり、ラジオのチャンネルのようなもんですね。
チャンネルのあったモノは引き寄せ合うということや。
よく、「類友」とか「水と油」に例えられるやろ。
あとは「笑う門には福来る」とか「泣き面に蜂」とか。
なるほど。
類友ね。
似た者同士がくっつくってこと？
そう。
てか、ことわざはスルーかい！
たとえば、性格の暗い人だと、明るい人が苦手だったり、明るい人は暗い人が苦手だったりするやん。
それが天国と地獄とどういう関係があるの？
は、話聞いてた？
幸せな波動を出している人が集まって天国になり、不幸せな波動を出している人が集まって地獄になるんやってば。
あぁ！ そういうこと？
だから、幸せな波動を出して死なないとダメってことですか？
そうです。
そのあたりも詳しく聞いているので続きをみていきましょう。
天国に還れる波動って？
あの世が「エネルギー」で構成されていて、同じエネルギー同士が集まるというのはわかりました。
この引き寄せの法則は、地上でも働いているんですか？
そうですよ。
地上では、物質が壁となって、完全に分かれることはありませんが、絶えず同じ性質のモノ同士が引き寄せ合っています。
そのため、幸せな人はもっと幸せになるし、不幸な人はもっと不幸になります。
嫌なことが立て続けに起こるような経験は誰もが体験しているし、お金持ちのところにばかりお金が集まるのも、納得できることだと思います。
引き寄せの法則は、ほかにも影響しています。
たとえば、地上の人間が不幸であれば、地獄の不幸な霊を引き寄せて憑依させることになるし、幸せな人間は天国の幸せな霊に守護されるということです。
悪い霊に憑りつかれるのに引き寄せの法則が関係していたんですか？！
基本的に、同じ性質の波動を持つものにしか憑りつくことはできないのですよ。
それ以外では、身内とか『縁』がある場合に憑りつくことがあります。
怒ってばかりいると、怒っている霊が憑いてくるし、人を恨んでいると恨みの強い霊が憑りついてきます。
欲張りだと、欲張りな霊が憑いてきます。
よくわからないんですけどぉ、引き寄せの法則っていうのは、「モノ」とか「人」を引き寄せるんですか？
エネルギーやね。
エネルギーが引き寄せ合うわけです。
どゆこと？
だからぁ、あらゆるものはエネルギーでできていてですねぇ、エネルギーからは波動が出てるんです。
波が出てるわけですよ波が。
はい。
その波が同じ形、同じ大きさ、同じ強さのモノが引き寄せ合うというか、くっつくってこと。
え、じゃあ、モノでも人でも、そのエネルギーが出してる波が同じ波なら引き寄せるってこと？
そう。
だから、病気の波動とか、貧乏の波動とかもあるし、逆に健康の波動とかお金持ちの波動なんかもある。
幸せの波動、不幸せの波動もあるので、それが死んだら天国と地獄に分かれるってことやね。
それが、悪い波動だと、悪いエネルギーを出している霊がくっついてくるし、いい波動だといいエネルギーを出している霊が守ってくれるという話。
ふ～ん。
納得いかない感じですか？
いや。
だから、明るく楽しくしてれば、幽霊に憑りつかれないんですね？
そういうことやね。
幸せの波動ということですが、幸せは「感謝ができること」なんですよね？
そうですね。
感謝ができるということは幸せなことであるし、できない人は、どれだけ与えられててもやっぱりできないものです。
現に、日本人はほかの国の難民や貧しい人たちと比べると、無限に与えられています。
それでも感謝できない人はたくさんいるわけです。
それ以外には、「いい気分」でいることが大切。
天国の霊はみんな心から「いい気分」で「満たされている」のです。
ということは、天国に還るためには、「感謝」ができて「いい気分」でいることがポイントなんですね。
そうです。
今のあなたのように、「嫌な気分」で「不満だらけ」なのが地獄の霊の特徴です。
そうした気分でいると、地獄の霊を引き寄せて憑依させてしまい、ますます「嫌な気分」で「不満だらけ」になってしまうのです。
ちょっとまった！
じゃあ、憂鬱だったり、悩みごとがあったりしたら？
もちろん、憂鬱な人は、憂鬱な霊をくっつけて、憂鬱な世界に行くし、悩みごとがある人は、悩みごとのある霊をくっつけて、悩みごとのある世界に行くよ。
天国には還れんやろね。
ほとんどの人がそうじゃないですか？
だから、人生で、「いい気分」と「嫌な気分」のどちらが長いか、どちらが強いか、どちらが大きいかということがポイントとなるようですよ。
なるほど。
人生のトータルで決まるのかぁ。
私、かなりやばいところにいるなぁ。
毎日憂鬱ですもん。
知らないと、やばいよねぇ。
幽霊にも種類がある？
そういう悪い波動にもいろいろ種類があるということは、霊にもいろいろな種類があるってことですよね？
それもあります。
死んでから「死んだことに気づかない」とか「執着している」とかで地上にとどまるのが「幽霊」です。
地獄へ行くものが「悪霊」（あくれい）と言われています。
不幸な霊です。
その中でも積極的に人を不幸にしようとする霊が「悪霊」（あくりょう）「鬼」世の中を不幸にしようとする霊を「怨霊」とか「悪魔」といいます。
天国の霊は、西洋では精霊とか天使とか言われているし、仏教では菩薩や如来、神道では八百万の神々と呼ばれていますね。
天国の霊が神様なんですか？！
そうですね。
坂本龍馬のように、たくさんの人を幸せにする機会を生んだ人は、天国でも優れた世界に引き寄せられています。
結局、人間は「より多くの人を幸せにできるかどうか」ということを学ぶために地上に生まれているんです。
イエスや仏陀のように何千年にもわたり何億もの人に幸せになる機会を与え続けているということが、「神に近づく」ということだといえるでしょうね。
じゃあ、天国に還るには「感謝ができる」ということ以外に「いい気分」でいることだけでなく、『たくさんの人が幸せになる機会をつくること』なんですね？
それ以前に、二つのポイントがありますよ。
それは、「堕落しない」ということ。
もう一つが「人を不幸にしない」ということですね。
堕落するということは、結局不幸になるということだし、人を不幸にするということは「嫌な気分」にすること。
毎日、相手が嫌な気分になっていないかを確認しておかなければいけません。
ポイント➄：天国に還るには
- 堕落しない 嫌な気分でいない
- 相手を不幸にしない 嫌な気分にしない
- 感謝ができる人になる
- いい気分でいる時間を増やす
- たくさんの人に幸せ（いい気分）になってもらう機会を増やす
つづく
次回 パート12↓
