2-2「お金の本質は「感謝」「自立」「持続」「発展」」
前回 パート2-1↓
お金を稼ぐのは善! 何かにすがる心を捨ててお金を恐れないことが大切!
お金って何でしょうか。
モノやサービスをやり取りするためのツールですよね。
その本質は何でしょうか。
本質……紙?
それは材質。
厳密に言うと、材質も紙ではないけど……
本質は「感謝」です。
天国でも、「たくさんの人に幸せになる機会を与えたような人」が集まる高い次元では、お金自体が存在せず、「感謝」というエネルギーだけが流通しています。
なるほど。
お金の本質は感謝なんですね。
感謝を形にしているということですね?
そうです。
この世でお金持ちになるには、この「お金の本質」を知っておかなければいけません。
そうそう!
こういう話が聞きたかったんです!
どうやったらお金持ちになれるんですか?!
お金を引き寄せるためには、お金の本質を知っておくことが重要なんやって。
そのあたりを詳しく見ていきましょか。
そこでポン子に質問に答えてもらいますよ。
お金持ちの素質度チェック
①心から感謝して涙があふれてくることがある
②宝くじや競馬を含め、ギャンブルは一切しない
③コツコツと一つのことを続けることができる
④自分だけでなく、できれば世界中幸せになればいいと思う
⑤大金を得ると人は変わってしまうと言うが、そうとは限らない
⑥お金を得るのに苦労は必要ない
⑦安定した収入より、変化に富んだ生活がしたい
⑧飽き性である
⑨楽しいことが大好き
⑩人は楽してお金持ちになれる
う~ん、小さい頃から今日まででってことですよね?
それなら、お誕生日会とかなら感謝で泣いたことはあるなぁ。
パチンコするからギャンブルはします。
宝くじも年末は買うしね。
コツコツと一つのことが続けば苦労しないよねぇ。
もちろん、叶うなら世界中幸せなのが一番ですよね。
大金を得ると、やっぱり人は変わってしまうと思います。
宝くじとか当たったら破滅しそう。
それに、やっぱりお金を稼ぐにはそれなりの苦労が必要だと思うんですけど。
変化に富んだ生活も魅力的ですけど、安定した収入があってのことですよ。
飽き性は飽き性ですね。
一つのことしてるの嫌です。
楽しいことが嫌いな人っています?
楽してお金持ちになれるなら、ほんと苦労しませんよ!
わかりました。
それで、私のお金持ち素質度は?
いや、よかったら借金で苦しんでないよね。
そうですけど!
悪くはないよ。
五分五分なんで、これから変わっていけば十分お金持ちになれます!
ほんとですか?
よかったぁ。
お金持ちの素質度チェック結果
全部Yの人は「お金持ちの素質100%」です!
お金持ちの素質は十分!
すでにお金持ちか、これからお金持ちになる可能性大です!
Yが9〜6つの人は「お金持ちの素質80%」
お金に困らない人生が送れますよ!
Yが5〜4つの人はポン子と同じで「お金持ちの素質50%」です。
これから変わっていけば、十分にお金持ちになれます!
Yが3〜1つの人は「お金持ちの素質20%」です。
ちょっとヤバい!
貧乏神の波動です。
続きを読んでお金持ちの素質を手に入れましょう!
Yが0の人。
「お金持ちの素質0%」です。
貧乏神に憑かれてますよ!
この先をよく読んで、福の神に代わってもらいましょう!
お金の本質
どうすればいいんですか?
まずは「お金の本質」を学んで、お金と同じ波動を知って、お金を引き寄せられるようになりましょか。
「引き寄せの法則」っていうやつですね?
そうやね。
まず、お金の本質は「感謝」です。
さらに、お金は「自立」しています。
そして、お金は「持続」を好みます。
最後に、お金は「発展」を望んでいます。
それぞれの意味を見ていこか。
まず、お金は感謝の表れです。
「ありがとう」という気持ちを形で表したものが「お金」です。
そのため、お金をたくさんもらおうと思ったら、まず「ありがとう」とたくさん感謝されることがもっとも大切です。
逆に、自分が「ありがとう」とたくさん感謝することも同じ効力を持ちます。
なぜなら、同じ波動が同じものを引き寄せるからです。
「自分に感謝されるところなんかない」と思う人は、まず、自分から感謝の気持ちをたくさん持つようにしてみましょう。
なんとなくわかります。
「お金をたくさん払ってもいい」と思もわれるくらい感謝されるってことですよね。
そうやね。
でも、自分が感謝したら、どうしてお金が入ってくるんですか?
お金は「ありがとう」という感謝の波動に集まってくるからです。
たくさん感謝された人も、たくさん感謝した人も、お金を引き寄せる可能性があるっちゅうことや。
ふ~ん。
次に、お金は自立しています。
「自立」という言葉と「お金」という言葉は非常によく似ています。
お金は「自分でなんとかする人」のところに集まり、「誰かになんとかしてもらう人」のところには集まらないのです。
そのため、お金持ちになろうと思ったら、「自分で何とかしよう」という決意が必要です。
「遺産が転がり込んでこないかなぁ」とか「宝くじが当たらないかなぁ」とか「誰か恵んでくれないかなぁ」という心は、お金の本質からは程遠いということです。
そのため、誰かから奪おうとか、おこぼれをもらおうとか、なにかにすがろうとする心では、一時的にお金を集めることはできても、根本的にお金を引き寄せることはできません。
とくに、苦しい時こそそういう気持ちになるものですが、そういう気持ちが出てくると、お金は逃げていくと思い、抑え込まなければいけません。
これはどういうこと?
簡単や。
自分で稼がな誰もお金くれへんでっちゅう話や。
……身もふたもない……
そして、お金は持続を好みます。
コツコツと小さなことを「持続」できるところへお金は集まってくるのです。
「500万円の借金を返すのに、1円節約したってなんにもならない」と思うようでは、お金は集まっては来ません。
1円でも2円でもコツコツ貯金している人のもとへ、やがて大金が転がり込んでくるものなのです。
でも!
たとえば毎日1円ずつコツコツ貯金したとしても、一年間で365円にしかならないんですよ!?
……その発想が貧乏なんや。
逆に毎日1万円貯金したら365万円もたまるんやで!
そんなお金ありません!
1円でもいいんやって。
できる範囲でコツコツやっていると、必ず劇的に良くなる時がくるねん。
どうですかね。
これには賛同できませんね。
最後は「発展」です。
わんこそばで、「もうお腹いっぱい」となったら止まるように、「もうこれくらいでいい」ところにはお金は集まらなくなります。
「いや、100億でも、1000億でも、まだまだ必要!」というところには、お金はどんどん集まってきます。
そもそも、お金とは幸せを増幅するために作られたものだからです。
ここでも、「嫌な気分にならず、人を嫌な気分にせず、いい気分でいて、人をいい気分にして、たくさんの人がいい気分になる機会を作り続ける」ということを実践するということが大切となってきます。
ある程度お金を手に入れて、自分がいい気分になったら周りの人をいい気分にしてあげ、さらには世界中の人をいい気分にするための機会をつくることにお金を費やすということが、お金をどんどん呼び込むことになるのです。
これはなんとなくわかるかも。
すごいやん。
説明してみて?
自分の生活のために寄付を募っても、寄付してくれる人はいないけど、人のためなら寄付してくれるってことですよね?
そのとおり!
ポイント①:お金の本質は「感謝」「自立」「持続」「発展」
つづく
次回 パート2-3↓